《The WASEDA Guardian 取材記事の翻訳》


坂本兼昭さん(個人発明家)

彼の発明は実用化されたものが50件を超える。
現在発明はしていないが、多くの個人発明家を支援する「発明交友会」を運営している。
彼は図面を描き、個人発明家として企業に(自分の発明を)売り込んできた。
企業から発明の譲渡を受けると、彼はいつも企業の中に入って給料を貰いながら発明の指導をした。
だから、多くの会社を渡り歩いた。
全盛期には1年間に10製品を実用化したこともあった。
驚いたことに、彼は子供のころは発明家になりたいとは思ってはいなかった。
しかし、従来からのさまざまなことについて、多くの疑問を持っていた。
皆さんは、発明家たちは頭の良い人だと思うかもしれないが、頭の良い人かどうかはあまり重要ではなく、
固定観念のないことが最も重要だと彼は言う。
それに加えて、忍耐力を持った人はたとえ不便なことや面倒なことがあっても(容易に耐えられ工夫しようとしないので)、 何も発明しないのだと言う。
彼はアイデアを思い付くと、一日中解決方法を探り、ときにはその夢を見る。
ときには夢の中でヒントを得ることがあり、夢を見るトレーニングをする。
着想の多くは結果は出ないし、それを具体化することがより大変で且つ重要なことだそうだ。
発明家にとっては柔軟性が最も重要で、また、(発明には)新規性と進歩性が重要である。
発明交友会のメンバーは500人を超える(2005/12/4現在 611名)。
会員は発明をしたらそれをどう適用するかなど、坂本さんや他の会員に質問することが出来る。
発明は個人発明家にとって負担が大きく、だから彼は手助けをしたいのだ。
(苦労の割には)発明の対価はあまりにも低く、彼は(個人発明家が)発明に時間を費やす価値を上げ、 もっと社会的地位向上を目指せるようにしたいと思っている。
発明は彼の人生において最も重要で、発明無しでは生きられないとも言っていた。


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